問い合わせが取れないチラシ=中身が薄っぺらいチラシ
先日、チラシのコンサルの依頼をいただいたので
受けてきました。
ですが、チラシの事で私がいろいろ
質問をしても「自分達の言葉で答えられない」のです。
キレイ事を並べて薄っぺらい、ありきたりな回答が続きます。
そして「反響がバンバン出る、いい感じのチラシ作ってくださいね」
と言われました。
チラシを作る作業は「簡単」ですけど
作る前の
「伝えるメッセージの掘り起こし」の方が大事なわけです。
それがコンセプトだったり強み(USP)。
コンセプトを質問形式で引き出すことはできますが
普段から自分の頭で考えていないと、言葉で表現できませんから
チラシのコンセプトが産まれません。
「全く思いの表現されていないチラシ」になるんです。
・誰のためにその仕事をしているんですか?
・何のためにその仕事をしているんですか?
・なぜ自分がその仕事をしてあげないといけないんですか?
・あなたが本当にやりたい事はなんですか?
・あなたが本当に伝えたいことはなんですか?
・あなたができる事は何ですか?
これくらい考えられないようなら
チラシをつくろうとする前に
一度頭の中を整理した方がいいと思います。
全ての思いを聞き出した後に
思いの伝わるレイアウト
導線で形にしていく必要があります。
今回は、3人相手にあれこれお伝えしましたが
メモすら取ってませんでした。
社内の人間がこういうスタンスでは
パッと見良さそうなチラシが出来ても
本当に戦力になるチラシは永久に手に入らないでしょうね。
チラシ作りで一番大切なこと
チラシ作りで一番大切なことそれは
「いかに売り込み臭を消すか」
です。
せっかくチラシを作成するので
売り込みたい気持ちはよくわかります。
ですが、売り込んだ瞬間にお客様は「さっ~」とあなたの元を離れていくのです。
ではどうすれば良いのか?
「売り込まない」
ただそれだけです。
え?じゃチラシをどうやって作成すればいいんですか?
と言いたくなりますよね。
チラシは
・お客さんにとってのメリット
・お客様が問い合わせをしたくなるような文章
・導線
を作れば良いだけです。
簡単ですよね?
これを出来ると本当にお客さんがお店に
なだれ込んできますよ笑
この方法ででチラシ作ることが出来れば
これから先、永久に集客に困らなくなりますよ。
お客様が行動を起こすか?起こさないかわかるチェック法とは?
それは、お客さんに取って
「有益」で
「損しない情報」
が書いてあるか?だけです。
人は自分にメリットが無いことに行動を起こしません。
ただ安売り情報しか書いていないチラシでは
特別な理由が無い限りお客さんは動いてくれません。
期間限定テクニック
多くのお客さんは
どの商品が良いのかが分からないので、
迷ってしまい「今は買わない」という決断をします。
それをクリアするテクニックがあります。
デットライン(期限)を制限して商品を紹介する
時間に「限定性」を付けるということになります。
実は、これがお客さんを動かす、強力なテクニックです。
・マクドナルドが期間限定の商品を発売する
・ミスドの100円セール期間を限定する
・スーパーが商品の値段を頻繁に変える
これらは時間に限定性を付けるためにやっていることです。
効果があるから、
どの会社も限定性を作って
商品を販売しているんです。
チラシでも、同じく限定性を作ってください。
集客設計士 田中龍之介