折込チラシで主婦向け通販売上1200億円企業の秘密
こんにちは。
集客設計士の田中です。
折込チラシで主婦向け通販売上1200億円企業の秘密、知りたいですか?
もしあなたが
折込チラシで大きく稼ぎたい!
バンバンものを売りたい!
大量に集客したい!
と目論んでいるなら、このノウハウを絶対に無視しないでください。
なぜなら、いわゆる「ちまたのデザイナー」や「広告の営業担当」に任せて
作ったチラシでは絶対に1200億円企業は作れないからです。
そういった街の印刷屋やデザイナー達はキレイなチラシはそれなりに作ってくれますが
反響やリアクション、ものを売るという観点でデザインを作り始めると急にボロが出始めます。
なぜ、そういった人たちにデザインを任せてはいけないのか?
をこの記事で明かします。
興味深くメモを残しながら読み進めてください。
残念ながら自己満足系デザイナーの方がこの記事を読まれると
おそらく不快感を感じる可能性が高いですので、そういった人たちの
美意識やデザインセンスが好きな方は、そっとこのページを閉じていただいたほうが良いと思います。
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それではよろしいでしょうか?
じつは、最近久しぶりに「ベルーナ」という会社のチラシを見ました。
女性であればこの会社のことを認識しているかもしれませんが
男性ならほとんど「記憶にすら残っていない」レベルの認識だと思います。
このベルーナという会社が、折込チラシを起点にした通販で1200億円企業になったのです。
(※カタログ通販やその他周辺ビジネスも含めていますので折り込み通販だけではありません。折り込み通販は原点であり起点です。誤認のなきようご注意ください。)
で、この会社がどんなチラシを折り込んでいるのか?というと
手元に写真がないのでGoogleの画像検索で見つけてください
→Google画像検索:「ベルーナの折込チラシ」
→消費者庁に掲載されていたチラシ:消費者庁に掲載されたチラシ
このチラシは配色やコピーの装飾などが、「ミニマル最高!」とか「シンプル素敵!」とか思っているデザイナーからすると最高にダサい!という評価を下します。
デザイン、コピー、文字の色、フォント、モデル
すべてのチョイスがデザイナー様からするとダサいと感じる組み合わせなのです。
ですが、これで一部上場1200億企業となり大成功なわけです。
なぜでしょうか?
じつはこの「ダサさ」こそが彼らの最大のノウハウなのです
それはこの会社とチラシが「誰を相手に」商品を届けているのか?
ということに集約されます。
そのターゲットとは、いわゆるダサい中高年女。です。
このターゲットめがけて作り上げた洗練されたダサさのチラシなのです。
この「あえて崩す」というダサさは広告では非常に大切なことなのです。
ユニクロなんかもそうですが紙とWEBのデザインテイストが違う会社は例外なく儲かっていることがほとんどです。
儲かるビジネスを組み立てるプロは素人を相手にします。
情報強者のような玄人やセミプロはお客にしないのです。
なぜだかわかりますでしょうか?
それは、潜在的なお客の数にあります。
母数が全く違うので、同じ購買率1%のチラシが完成した場合にアプローチできる母数が1,000件しか無いのと100,000件あるのとでは全く結果が変わってくるからです。
よろしいでしょうか?
ビジネスのプロは「素人」をターゲットにするのです。
そして、通販系の40歳以上をターゲットにするのであれば
「親近感」が必要で、そためには「ダサく見える」ほうが実は反応が良いのです。
デザインで攻めると同質化します。
他社の商品と価格以外の違いが無い、差別化できない。という状態になります。
で、同じ商品であれば「ダサいけど」「リアル感を感じられる」を出せる広告が勝つのです。
賢そうな商品、カッコ良い商品、高そうな商品を
デザイナーとか広告代理店は押し出したがり、洗練された広告を作りたがります。
ですが「消費者ウケ」の方が大事な要素で「玄人ウケ」するかどうかが大事ではないのです。
通販というカテゴリーで生き残っているこの会社は
そういったことを徹底し続けており、かなり高精度でデータを取っているはずです。
その結果として「洗練されたダサさを持ったチラシ」が勝ち残りノウハウ化されている。
ということです。
メインの客層の「おばちゃん」にとって、自分の等身大、自分を投影できる以上のイメージの
キレイな美女をチラシに使うと「私にはコレは合わなそうね」と感じてしまうのです。
リアル感が消滅してしまうのです。
女性向け同業社のチラシやカタログはどこもオシャレにカッコいいものばかりです。
ちなみに、この会社の創業社長は印鑑訪問販売の出身だそうで、そういった現場の中から客層の現実を見続けてきたのだと思います。
こんなダサイ商品、広告、客層、は大手エリート達が見向きもしないブルーオーシャンなのです。
さて、こういった知識や情報を持ち合わせているデザイナーは
非常に少なく、デザインする前段階の「設定」が間違っているせいで売れないチラシが毎日毎日量産され続けています。
私はそういった現状に非常にニヤニヤとしているわけですが、この記事を読んだなたは
それでも「おしゃれ系デザイナ」にチラシを作らせたいと感じますでしょうか?
もし、「うちの会社だけは反応率の出るチラシが欲しい!」と感じているなら
下記に「田中」指名でご相談をお申し込みください。
可能な範囲で売るためのチラシ設計をお手伝いします。
ただし「格安系でお願いします!(^^)へへへ」
みたいな人は「情報の価値」を全く認識できていない人ですので丁重にお断りしています。
10万かけて撒いたチラシで反応ゼロなら全て無駄、10万円をドブにすてることになるわけです。
自己満足で10万円払いたい人はそれでよいのですが、
私は10万円払って効果ゼロより20万円払って効果100倍を選びたい。
と考えている会社としかお付き合いしない。という方針です。
真剣に売上を作るために「勝てるチラシ」を手に入れたい方のみご相談ください。
相談先:011-876-8221
2016年04月12日 | チラシデザインノウハウ
デザイン相談に集客設計士が回答
名刺サイズの紹介カード・ショップカードのデザイン相談に集客のプロが回答
デザインの相談を受けるときに必ず私がクライアントに聞いて確認することは
広告ツール(ショップカードとかチラシ)を
・誰に/客層ターゲット
・どんなタイミングで/場面シチュエーション
・どうやって/手段
で届けて
・どんな結果/お客さんの行動や感情
を欲しいのか?
です。
これがすっぽぬけて「手段」だけに固執するクライアントが多いのですが、残念ながらそれでは広告は失敗します。
もっと言えば、費用対効果が最悪のコストパフォーマンスが悪い、元が取れない広告を業者に作らせてしまうことになります。
つまり、巷にあふれている業者に払った金額の元が取れる広告をデザインさせるには、上記の要素をはっきり明確に絞って提示するだけで、簡単に元が取れる広告を手に入れることができるようになります。
Amazonの参考書籍:http://amzn.to/1N3W85Y
もしあなたが、これからデザイナーに何か制作を依頼しょうかな。
とか、そろそろリニューアルしようかな。
とか思っている場合は、上記に注意していみてください。
ちなみに、
ガチでコストパフォーマンスが高い、
営業的な意味で攻撃力が高い
それでいてデザイン性もそれなりに保証された
「強い名刺」が欲しいとお考えなら
こちらを参考にしてください。
→「魔法の営業名刺」
2016年02月05日 | チラシデザインノウハウ
チラシをデザインするときに必要な要素
チラシを1枚のパズルに例えてみてください。
パーツを必要な分だけ作成する必要があります。
・ヘッドコピー
・キャッチコピー
・サブキャッチコピー
・ボレット
・緊急性のあるニュース
・限定性のあるオファー
など必要なパーツを、Zの法則などに合わせて導線に配置して当てはめていきます。
この流れで校正するだけで
高反応率なチラシのデザインを手に入れることができます。
キャッチコピーだけが最高のデキでも
中身がダメならお客さんは電話をしてくれません。
新聞折込やポスティングのタイミングもマッチさせる必要があります。
完成度100%のチラシを印刷しても
地域とターゲティングを無視したら
ポスティングコストは無駄になります。
あなたの商圏の傾向を把握しておいてください。
何度も考えて作りなおして配布、修正、作成、配布を
繰り返して最高品質のチラシに磨き上げていくのです。
2015年10月14日 | チラシデザインノウハウ
キャッチコピーが無いのに反響が出るチラシの秘密
キャッチコピーが無いチラシでも
反応率が高いチラシが存在します。
印刷やチラシのデザインを請け負っている中で
そんな事例を多数見てきました
例えばスーパーのチラシです
火曜市!水曜特売!とか
キャッチコピーも何もない。
商品名、数量、金額だけのチラシです。
でもお客さん集まります。
キャチコピーのないチラシでも反響が出る秘密の正体は
「お店のブランド力(認知度)」です。
そのフライヤーやハガキには
目立ちキャッチコピーがないのにお客さん
集まる例があります。
ブランド品なんかがそうです。
特別なインビテーションです。という感じでDMが届いたりします。
集まる理由として
チラシやDMの内容が明確で分かりやすいことが特長です。
内容の薄いチラシはただの「紙ゴミ」です。
内容は誰でも理解できるように書いてください。
さらにキャチコピーがなくても反響がでる理由として
ブランド力+同じ日に折り込みです。
火曜市など典型です。
毎週同じ日にチラシが入っていれば
ついつい目を通してしまいます。
そうなるとキャチコピーなどいりません。
キャッチコピーは、本文を読ませるために存在するからです。
キャッチコピーがなくても
「インパクト」だけでお客さんの目を止めることが出来てしまうのです。
最後にキャチコピーがなくても反響の
あるチラシの典型例です。
2015年10月10日 | チラシデザインノウハウ